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家賃が安い貸家のツラいところ

 みなさん、おはようございます。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、家賃が安い貸家のツラいところについて。

これは富山県の不動産についてで、実際に現在進行中の話。

昨年、前所有者からお願いされて引き受けた困った不動産。



田舎の不動産投資 リスク



何が困ったかというと土地のうえに2棟の建物があり、①1棟は築50年の老朽化した貸家(寄宿舎)で単独名義、②もう1棟は平成2年築の鉄骨造のアパートの持分(持分2分の1)。



 そして、取得した時というより前所有者の時から②については共有者の方が…。

持分相当の家賃(1部屋28,000円前後で6部屋)も払わず、横領している…。

その共有者に連絡したところ、私のことを詐欺師呼ばわり…。

困った共有者だ…。

ただ、入居者の方には迷惑をかけられない。



 最近①でもトラブルが…。

それは水道管が古く漏水が発生し、修理に50万円くらいかかってしまうことが判明。

家賃20,000円の方がお一人住んでいるだけ。

これでは修理したら2年くらいタダで住んでもらっていることと変わりない…。

さらに②には以前お住まいになっていた方の荷物がそのまま乗っており、その方自体病院に入院され、お亡くなりになってしまったとのこと。

さらにその方のお子様たちは相続放棄をされ、最終的には使わせてない車や衣類や家具がそのまま残された状態となってしまいました…。



 家賃がそこそこの地域であれば、その家賃の何ヶ月分かで充当できるのですが、田舎の低廉な家賃の貸家だとそれが出来ない。

そう考えると田舎の不動産投資はかなりリスクがあると言える。

不動産投資って難しい…。(^_^;)