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最近難あり不動産に関する詐欺が増加傾向!?

 みなさん、こんばんは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、最近の難あり不動産について。

 以前よりボランティアとして難あり不動産の処分をお手伝いしている私、つい先日も建替えが出来ず、水道管が隣地を通り、雨漏りしていて、ネズミが住んでいる、かつ、大量の残置物が残され、少し建物が傾いている築45年の空き家処分のために長野県に行ってきました。



 そこで某テレビ番組の取材を受けて、テレビ局の方と情報交換をしていました。

その際にテレビ局の方は、難あり不動産が日本中で急増していることに対して、いろいろなところに取材されているそうで弁護士の先生とも意見交換されたそうです。



 弁護士の先生からは「最近、どうしようもない不動産を貰うから、その代わりにお金を請求してくる人が増えており、そういった案件でのトラブルも増えています。どんなトラブルかというと難あり不動産を貰ってくれる代わりに貰ってくれた方にお金を払うという約束をしておきながら、不動産所有者がお金を払った途端、難あり不動産も貰わずに連絡も取れなくなってしまう事案です。」とのこと。

新手の詐欺ですね…。(T . T)



難あり不動産 詐欺



 そう考えると、貰ってくれる方がどんな方かをしっかりと見極める必要があります。

普通に考えて、難あり不動産を貰ってくれる方への所有権移転登記が完了したらお支払いするという方がいいのかもしれませんね。