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負動産はそのままでは高く売れません

 みなさん、こんにちは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、負動産について。

 負動産とは、売るに売れない不動産や何かしら問題を抱えている不動産のことで日本全国での空き家急増に伴いこの負動産もそれに比例して急増しています。



 そんな負動産の所有者の方々より「何とか高く売却して欲しい」というご相談を数多くいただくのですが、決まって所有者の方々はお金をかけるつもりはありません…。

 つい先日も「相続した空き家を売りたい。その空き家は道路に2m接しているかもしれないし、2m接していないかもしれない。その状態(室内には大量の残置物がある)で高く売りたい。」と…。

 そのため、お客様には「建物が建てられるのか、建てられないのかわからない土地を高い金額で購入する人はいません。高く売りたいのでしたら、売主として測量をしたり、2m確保するなどそれ相応の手間やお金をかけてしっかりとした商品に仕上げる必要があります」とお伝えしました



このように負動産は、黙っていても価値は上がらないため、所有者自らが不動産会社と力を合わせながら商品を仕上げる必要があるのですね。(^^)



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