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知っておきたい田舎の貸家で苦労するところ

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、田舎の貸家で苦労するところについて。
 現在、私の方で北海道某所にある貸家10棟以上の相談案件を抱えており、所有者の方のためにもと思い、いろいろと調べているのですが、これがまた大変…。

 何が大変かと言うと賃貸の募集や入退去管理等をしてくれる不動産管理会社がほとんどないこと。
以前は不動産管理会社もあったのでしょうが、少子高齢化により賃貸需要も減り、かつ、不動産管理会社の方でも廃業が増えてしまった結果、「不動産管理会社がない!?」なんてことになってしまった。
それに加え、リフォーム工事をする職人さんも減っているため、何をするにも大変で、特に雪かき業者を探すのは至難の業。

 また、貸家に空きがでたといってもすぐに入居者が決まるわけでもなく、フリーレントを長めに設定し、かつ、不動産会社に支払う報酬を多くするなどの対応もされている様子。

 今後はもっとそういった状況が厳しくなることが目に見えるため、田舎の不動産は購入後のメンテナンス方法もよく考える必要がありますね、購入後に「不動産管理会社がいない!?」なんてことにならないように。