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田舎の不動産投資の難しさを知る

 みなさん、こんばんは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、田舎の不動産投資の難しさについて。

お客様よりご相談いただいたのは、北海道某所にある土地と貸家20棟以上。

貸家は新しいものから築40年を超えるものまで様々。

 お客様のご相談は、「とにかく管理が大変で、子どもに残せない。私が生きているうちになんとか処分したい」というものでした。



 エリアがエリアだけにまわりに不動産が少なく、かつ、家賃も低いため、地元不動産会社は成約しても報酬が少ないからと言ってなかなか相手にしてくれなかったそうです…。

 

 お客様に「空き家がでたらどうされるのですか?」とご質問したところ、「敷金・礼金なしで、かつ、不動産会社には仲介手数料1ヶ月分と広告費2ヶ月分支払っています。空き家にしておくよりはいい」とのことでした。

 さらに入居者が出た後の修繕費用を担保するものもなく、入居者は初期費用が少なく敷金の預託もしていないため、すぐに他に引越しされてしまうリスクがある。



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 あとお客様が仰っられていたことで印象的だったことは、「入居者の中にもクレーマーみたいな方がいたこともあったため、そこは信頼できる不動産管理会社である程度フィルターにかけておけばよかった」と。

契約時に売主と買主が対面する売買とは異なり、賃貸の場合は契約時にオーナーと入居者が対面しないことからもオーナーが入居者を全く知らないということが度々ある。

これって賃貸の問題点でもありますよね。

いくらで貸すかも重要ですが、誰に貸すかはそれ以上に大切だと思う私です。