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不動産コンサルタントが思う最近の不動産市場の不思議

 みなさん、こんにちは。



再建築不可物件コンサルタントの田中です。







 今回は、私、不動産コンサルタントが思う最近の不動産市場の不思議について。



コロナ後 不動産市場



 みなさんもご存知の通り今までの不動産市場がコロナウィルスの感染拡大や緊急事態宣言時の行動規制などで大きく変貌を遂げました。



 当初緊急事態宣言下においては不動産の流通が極端に減り、市場全体にかなり厳しい風が吹きました。



 ただ、その後は巣ごもりやテレワークという



新たなライフスタイルができ、そのことで市場全体が明るい雰囲気となっています。



 



 そこにロシアとウクライナの戦争が勃発し、建物建築やリフォーム時に必要な半導体や木材、鉄等の材料が枯渇し、材料費が高騰しています。



なお、木材がなくなることがウッドショックと言われるようになり、約30坪の木造住宅の建築をするのにコロナ前と比較するとコロナ後では建築費が150~300万円前後高くなってしまいました…。







 そこで私が思うことがこちら。



・横浜市の不動産はコロナ後に300~500万円前後、相場が上昇



・材料不足により建築費は何百万円も上昇



・ガソリンや食品が値上がりし、生活費が上昇



・給料は据え置き



・人口が毎年80万人くらい減少し、超高齢化社会になり、働き手は減る一方







 この状況でよく不動産の価値が上がるな、個人的には市場が良くなる意味がわからない…。



そして、この市場はずっと続かない…、不思議だな…。



どうなる日本の不動産市場、明日の日本は大丈夫か!?