ブログ

困った不動産を持っている方が本当に困っていること

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、困った不動産を持っている方が本当に困っていることについて。
不動産を所有されている方には自分で買った方もいれば、親から相続した方もいます。
 そして、不動産には人気エリアにあり売却活動をすぐに売れる不動産もあれば、田舎の空き家・農地のように1円で1年以上売却活動をしても売れない不動産もあります。
 また、不動産所有者は不動産を所有することで固定資産税の納税義務(不動産によっては固定資産税がかからないものもあります)や倒木や雑草などの様々な維持管理責任が生じます。
過去に「うちの山林の木が隣の家の車にあたり、何十万円もの損害賠償を支払った」とか「近所の方より空家が物騒なので壊して欲しい」や「雑草が酷く、害獣・害虫が発生しているのでしっかりと草刈りをして欲しい」と言われた不動産所有者の方もいらっしゃいました。

 この間あったお話では「10年以上放置していた空家の擁壁が倒壊し、土砂がお隣さんにいってしまった。その擁壁費用で500万円以上の費用をかけ修復したが、いつまた擁壁が倒壊するかわからない。最近ではゲリラ豪雨も増えているのでとにかく早く、手放したい」というものでした。

 私のもとには困った不動産を手放すことができず、お悩みのお客様より数多くのお問い合わせをいただいております。
そのお客様方よりよくお聞きするのは、「不動産を手放せないのではと考えると不安で眠れない。それによりメンタルケアを受けている」ということです。

困った不動産が引き起こすこと
 
 このように困った不動産を所有し続けることでお金と言う経済的なもの以外にメンタル的なダメージも受けて、体調不良を引き起こしている方が実はたくさんいらっしゃいます。

そうならないためには…、使わない不動産があれば、何年も放置するのではなく、「すぐに処分する」、これが大事なんですね。
よく、「将来使うかもしれないから」という声もお聞きしますが、そういったケースは大概何年経っても使っていないということばかりです。

いつ手放すの?今でしょ!ですね。