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不動産の買い時感が過去最低水準!?

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、不動産の買い時感について。
 不動産を購入する時は、誰しもその物件が「買い時かどうか」気にします。
もちろん、私が自宅を購入する時も同様に「この物件、今が買い時かな?」と考えていました。
「買い時」については、一般的には今は価格が低いので将来値下がりがしづらいと思えるかどうか。
もし、市況的に買い時感がなければ、売却物件は滞留し、売れなくなってしまいます。

 そんな中、目にした不動産に関するニュース記事、それが株式会社不動産流通研究所さんの「不動産の買い時感、過去最低水準に」というものでした。
詳細は、こちら
端的にまとめると住宅居住志向や購買傾向等の調査結果から「買い時だと思う」が10.5%(前回比▲6.8ポイント)、「買い時だと思わない」が25.6%(前回比▲25.6ポイント)、「わからない」が63.9%(前回比6.6ポイント増)だったそうです。
ちなみに「買い時だと思う」という回答は、過去最低水準となったそうです…。

不動産市況 衝撃

 わからない6割以上でかつ、前回比増というと購買層的にも市況の先行き不透明感がでているということ。
しかも…購買層のアンケート結果より「自分の収入が不安定または減少している」と回答された方が26.5%(前回比2.1ポイント増)ということから購買層の収入的な課題も浮き彫りとなったかたち。

収入も上がらず、少子高齢化、人口減少、ますますの増税…ちょっと心配でこれからの日本。