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売れない不動産、買主を自分で探せ?

 みなさん、こんばんは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、売れない不動産の最悪な話について。

 例えば自己破産をした時や相続において限定承認をした時等(ケースにもよりますが)は競売など法的な換価手続きをしなければなりません。

 換価手続きとは言い換えると「売却」なのですが、競売で売却する不動産が都内など人気エリアであれば買い手はいくらでもいるのですが、田舎の難あり不動産だと…何回競売をしても一向に買い手が現れないなんてこともある。

 特に崖地や車が入らない不動産、建替えできない不動産、残置物が残ったままの廃屋などがその傾向にあります。

 競売でも売れない不動産、みなさんはどうなると思いますか?

競売で売れない不動産は、裁判所も手を引いてしまい、所有者自ら売却(買主を探さなければならない)しなければならないのです。

そう、売れない不動産は最悪自分自身で売らなければなりません。



売れない不動産 競売

 国が引き取ります、という法改正もありますが、競売で売れない不動産を国が引き取るとは考えづらいですよね。

売れない不動産予備軍は、売らなくなる前に次に繋いでいくことが重要なんですね。(^^)