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農地の売却、虎穴に入らずんば虎子を得ず

 みなさん、こんにちは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、農地売却について。

 私の元には農家の方より「農地を子どもに残せない」とかサラリーマン世帯の方より「農地を相続したが管理出来ないので手放したい」というご相談を多数いただきます。

 農地は売買するために農業委員会の許可または届出が必要でこの許可取得が大変なことからなかなか売れない…。(T . T)



 つい先日ご相談いただいたさいたま市の市街化調整区域にある耕作放棄地、茨城県稲敷郡にある蓮根田、いずれも所有者の方が地元不動産会社や農業委員会、市役所に「なんとか処分したい」とご相談されたのですが…、どこもまともに取り合ってくれなかったそうです…。



 そこで私のもとにご相談いただいたのですが、私がしたことは日頃から活用している農家さんがたくさん入っている「耕作放棄地を活用することを目指すグループ」内に情報をだしたこと。

 すると「いいね」があっという間に集まり、「コメント」も40件くらいまでいただくことが出来ました。

 さらにそれぞれの農地を引き受けていただけるという方まで現れました。

 農地の売却は大変ですが、今回はどこに情報を出すかによって反響が大きく異なるとよく理解できた事案となりました。

 農地を売りたければ、農家さんに情報をだす。

農家さんが多くいるコミュニティに自ら足を踏み入れ情報を発信する。

まさに「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ですね。(^^)



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