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不動産相続の注意点、終活からの発見

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、不動産相続の注意点について。
 最近では、自分の人生の終わり方を考えてお『終活』という活動が活発化しています。
 この終活は、旅立つ親御さんにとっても残される子どもたちにとって良い活動だと思います。
 空き家予防にも繋がるこの終活で先日、市街化区域の自宅脇に山林があることにより多額の相続税が発生してしまう方がいらっしゃいました。
 簡単に言うと、その山林は700m2くらいあり、固定資産税評価額は5万円、実際に市場に出して売却するといいとこ100万円、だだ相続税評価額は…6,000万円…。(T . T)
※自宅裏側に山林があるため、山林だけでは入口がなく、売却できない物件でした

 この評価額を見ると相続前に何かしら手を打たないと大変なことになってしまう…。
 今回の市街化区域の山林についての発見は良いものではありませんが、相続が発生した後に判明するよりもいいことであるのは間違いない、だって相続発生前に何かしら対策をとることができますからね。

 もし、みなさんの中で相続税評価額が高く、実際に売却すると安くなってしまうような不動産をお持ちの方はしっかりと対策しましょう。
あ、みなさんがそういった不動産を所有していなくても親御さんが所有しているといつかはきてしまいますから、その点も注意してくださいね。(^^)

市街化山林 相続