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現地管理看板設置時の注意点

 みなさん、こんにちは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、現地管理看板設置時の注意点について。

 不動産を所有すると所有者には、その不動産に関する善管注意義務が生じます。

善管注意義務とは、簡単に言うと善良な管理者として維持・管理しなければなりませんよ、というもの。

 例えば、小さな子どもが勝手に敷地内に立ち入り、そこで万が一ケガをした時に子どもが立ち入らないように対処してましたかなどと問われる。

 これは万が一があってからでは取り返しがつかないことですね。



 当社が所有しているとある販売用土地。

 その土地の見学者の方がお隣さんの土地に勝手に立ち入ってしまうことがあると連絡を受けました。

そのため、すぐに現地管理看板(「隣地への立入り厳禁」)の設置を段取り。



 看板屋さんが、看板設置のために道路側を掘削。

…水がジョボジョボと流れ出してしまった…。

看板屋さん、一生懸命に掘っていたあまり老朽化していた水道管を破損させてしまい漏水発生。(T . T)



 現地管理看板は一般的に道路側に設置することが多く、今回のように道路側には上・下水道管やガス管があることが多く、掘削の際には十分注意しなければなりません。

 

 ちなみにこの水道管の補修工事、水道局からの補修の請求金額は102,032円でした、高い…。

とっても高くついた勉強代となりました。苦笑



漏水復旧工事 リライト横浜