ブログ

土砂災害特別警戒区域に指定されると価値が下がる理由

 みなさん、こんばんは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、土砂災害特別警戒区域に指定されると価値が下がる理由について。

 ここ数年、過去にはなかった台風や豪雨など自然災害が頻発しています。

それもあり、各都道府県では防災・土砂災害・浸水・津波・内水等のハザードマップを急いでつくっています。

私の住む神奈川県においても昨年から今年にかけて多数の土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定がされました。

 この土砂災害特別警戒区域は、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と比較するとかなり規制を受けます。

例えば、特定開発行為を行うときには事前の許可制とか。



土砂災害特別警戒区域 リライト不動産



 そのため、土砂災害特別警戒区域では、金融機関の担保評価も厳しい…。

とある金融機関は土砂災害特別警戒区域に指定されているだけで融資出来ないと言われてしまう始末、しかもそういった金融機関は1行だけではない…。



 つまり、土砂災害特別警戒区域に指定されると融資を受けづらい不動産となってしまい、つまりは売りづらい不動産となってしまいます。

せめて、土砂災害特別警戒区域に指定された不動産は固定資産税くらいは安くしていただきたいものですね。