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私道の物件はやっぱり大変?

 みなさん、こんばんは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、私道の物件について。

 私が最近担当した物件の中で目の前の道路が私道の物件がありました。

最近の私道の物件は、1筆を私道利用者全員で共有しているので良いのですが、昔の私道の物件は…それぞれが互い違いに私道を持ち合っていました。



 互い違いに私道を持ち合っている物件の場合、金融機関より住宅ローンを借りるときには公道に出るまで通過する第三者所有の私道について、その私道所有者より通行・掘削に関する承諾書を取得する必要があります。

そして、この承諾書の取得がかなり大変。

私が担当した物件は、売主様が遠方の方だったため、私が私道所有者の方を再三訪問し、承諾書取得のお願い。

最初は、「うちは営業は結構です。」と言われ相手にもされませんでした…。

私道トラブル 不動産

…が、それでも諦めず、何度もお願いした結果、最終的に私道所有者7名全員から承諾書の取得に成功!(^^)



正直、神経すり減らしました。苦笑

でも、「売主様のために」という一心だけで何とかすることが出来ました。

そして、私道の奥深さを再認識させられる案件となりました。(^_^;)