ブログ

賃貸管理で今起きていることを考える

 みなさん、こんにちは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、賃貸管理について。

 ちょっとご縁があり、私が購入することになった横浜市内の建替えが出来ない戸建。(再建築不可物件)

すでに入居者がいる状態で買い受けるのですが、今の売主様と入居者をお探しした賃貸管理会社の間で管理委託契約が締結されていました。

これはよくあることですが、その中で少しだけ驚くことがありました。

 それは、家賃30,000円に対して管理費は5,000円も…。(涙)

通常の管理費は家賃の5%だそうですが、家賃が安いとどうしても家賃との比率を変えなければ、収支が合わない、とのこと。

そのこともよく理解できます。



 ただ、家賃30,000円で管理費5,000円、これではなかなか不動産投資がうまく言っているとは言えませんね。



賃貸管理 管理費

 これから空き家がどんどん増えていき、家賃が顕著に下がり始めたら、管理費はますます高くなっていくに違いありません。



 個人的な意見ですが、不動産投資は最終的に売却出来た時に「いくら儲かったか」がポイントとなるため、その点、出口戦略も考えつつ、投資していかなければなりません。

少子高齢化からの人口減が進む中で厳しくなる不動産市況。

不動産投資については、細心の注意をしながら行っていく必要があるんですね。