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当社が契約担当から自ら外れた理由

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、最近あった出来事について。
 現在発令中の緊急事態宣言、どうやら延長される方向のようですね。
個人的には、1ヶ月延長して本当に事業者たちが持ち堪えられるのか疑問です。
ただ、国の決定には従うしかないのでそれはそれとして、私の日々の業務の中でもコロナウィルスの影響をかなり受けています。
 それは、不動産を探していたお客様が大部分不動産探しをストップし、残った一部のお客様は継続して探してはいるものの外出自粛のため、物件見学には来れず…。
売主様はその状況をわかってか、諦めムード。
と言っても、この状況下で販売価格を減額しても正直需要が見込めないから致し方ないところ。

 隣の静岡県の案件では、契約までの合意が済んでおり、あとは契約書の締結という状況でした。
売主様、買主様共に静岡県で間を取り持つ仲介会社として神奈川県にある当社という関係でした。
契約に向けての準備を進めている中、いただいた売主様からの言葉、それは「神奈川県からは静岡県に来ないで欲しい」というものでした。
 この状況下では仕方ないですね。
 現在、不動産の契約は賃貸は合わなくても契約締結ができますが、売買契約の場合、お客様との面談が必須となります。
今回の案件自体、売主様にとっては非常に条件的に良いため、最終的には当社が自ら身を引き、仲介会社としては入らないことで調整を終えました。(報酬も一切いただきません)
今まで成約に向けて何度も現地に足を運んだ結果としては正直寂しいですが、誰が悪いことでもありませんね。

 ただ、気になることは2月に静岡県に出張で行き、飲食店で食事をした際に飲食店の店員さんより「神奈川県からコロナウィルスを持ってこないでください」と言われたことです。(当時は、横浜にクルーズ船が停泊していた時期でした)
これには流石にちょっと残念な気持ちになりました。
だから、私としては相手方にそう言った不快な思いをさせてしまう言動はしないように、と改めて心に誓いました。