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今、不動産会社専用サイトで起こっている異常な状態

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、不動産会社専用サイトで今起こっていることについて。
 今日、仕事中にちょっと目に留まった記事がありました。
 それは、「レインズ総登録、17年ぶりに売りが賃貸上回る」というタイトルのもので(公財)不動産流通推進センターが公表した内容でした。

 なお、「レインズ」とは、不動産会社専用の物件検索サイトで売買の売物件、賃貸の募集物件と売買・賃貸の過去の成約事例も検索できる優れたシステムです。
 ちなみに上記の記事では、2019年度と2020年3月の活用状況が記載されていたのですが、2019年度の新規登録件数が459万4,532件で月平均38万2,878件だったそうです。
 ちょっと意味がわからない数字ですね…。
さらに年度末時点の総登録件数について、売物件の総登録件数が38万3,876件で賃貸物件の総登録件数は36万9,166件だったそうで、17年ぶりに売物件が賃貸物件の件数を上回ったと記載されていました。

 どちらにしても市場には大量の不動産が買主または借主を探しているということですね。
今後は少子高齢化による人口減少から、さらに供給過多が進んでいくのは否めません。

それはそれとして、まずはコロナウィルスが早く終息することを祈念いたします。