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田舎の不動産が活用しづらい理由

 みなさん、こんにちは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、田舎の不動産が活用しづらい理由について。

昨日は、静岡県に出張していた私。



田舎 処分

 少し空いた時間で静岡県で所有している建替えができない築古、車庫なし難あり戸建にも立ち寄ってきました。

近隣の方にご挨拶をし、近くにあるリフォーム会社の方に現地を見ていただき、リフォームの見積り。

 リフォーム会社の方からは、「リフォームするには数百万円かかるね」と。

数百万とは、100万円なのか、200万円なのか、はたまた500万円なのか…。



 いずれにしても、それだけコストをかけても地域柄伸びない賃料…。

リフォーム会社の方は、「建物を壊して駐車場にでもしたら?」と…。

 いえ、いえ、建物を解体すると固定資産税が上がるうえに建物の新築が出来ないし、駐車場にするには、道路が細過ぎる…。



 つまりは、何をするにも活用がしづらい。



 そう言えば、昨日ご売却のご相談をいただいたお客様は!5年前に秋田県で1億円かけた土地、建物が1,000万円でも売れないと嘆いていました。

 売れない理由を聞くと街に元気がなく、過疎化が進んでいるから、と…。



 地方の郊外にある不動産は、貸すにも賃料が安く、売却するにも売却金額が安く活用がしづらいというのが地方における不動産市場の悲しい現実なのです。