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あり得ないようである本当の話、土地に勝手に住んでいるのはだれ?

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、ありそうであり得ない本当の話。
 当社で購入した沖縄県中頭郡読谷村のとある土地。
読谷村 外人住宅
その土地には建物がいくつかあり、誰かが住んでいます…。
 建物は登記がされておらず、所有者が不明。
 現地にお住まいになっている方に声をかけたところ、「本土の人間に話すことはない。警察を呼ぶぞっ」と言われる始末。
 土地の所有者なのに、勝手に土地を使われている立場なのに怒鳴られるなんて、こちらが警察を呼びたいくらいでした…。
 
 前の所有者の方(売主様)の時、それ以前からもずっと同じ状態でした。
地代も支払っていない占有者…。

 建物の所有者を調べる術がないかと市役所に相談しても、「借地関係」でなければ、教えられない、と…。
地元住民への聞き込みもなかなか成果が上がらなかったため、今度は土地家屋調査士の先生にお願いをし、測量の立会いを行っていただくことにしました。
 その際に地元の土地家屋調査士の先生により、地元住民の方に聞き込みを行っていただく。

 これで何とかなればいいのですが、沖縄県は本当に未登記の建物が多く、苦労します…。
所有者不明建物、所有者を特定する画期的な方法があると助かります。

 地域ごとの不動産の特性って、怖い時があると実感。
でも、最後は権利関係の整理・調整を行います。