再建築不可　買取はリライト

　みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

　今回は、他社で売れないと言われた再建築不可物件に1日で10組のお客様にご見学いただいた方法について。
　お客様がご所有されている不動産は、千葉県印西市のとある駅から徒歩4分のところにある物件でした。
ただ、その物件、建築基準法上の道路に接道しておらず、建物の建替えができない物件だったのです。

　そのため、お客様はその不動産を手放したいとお考えになられ、複数の不動産会社に売却のご相談をされたのですが、建替えできない再建築不可物件ということと建物が老朽化していることを理由に「売れない」と言われてしまいました。

　そこでお客様がインターネットでいろいろお調べになられたところ、当社のホームページをご覧になられ、お問い合わせをいただけました。

私が当初、現地を拝見したときには、室内・外には大量の残置物が散乱しており、見るに見れない状態でした。

　そのため、そこで売却を諦めるのではなく、お客様に「まずは残置物をきれいに片づけましょう」と。

　するとお客様のほうでご覧の通り、きれいに室内を片付けていただけました。
以前と印象が全く違います！
　再建築不可物件には変わりませんが、ご見学いただくお客様の印象は以前のものとは雲泥の差。

　そして、私の方で他社より「売れない」と言われた再建築不可物件に販売価格をつけて、情報を公開しました。
結果…、インターネットを見ましたというお客様よりお問い合わせが来るわ来るわ。
　あまりのお問い合わせの多さに若干戸惑いながら、お問い合わせいただいたお客様にご見学いただけるように段取りをしました。

　私がとった行動は、「ご見学は7月25日の14時～17時の間で予約制」と。
すると購入希望者の方は他にも見学したい方がいるのであれば、間違いない物件、ぜひ見学したいというお気持ちに。
　売主様としては、毎日、ご見学いただくために時間をつくらなくても、1日だけで都合をつければいい。
　
　こういった対応をとった結果、再建築不可物件でも3時間だけで10組のお客様にご見学いただくことができました。
中には、ご見学ためだけに長野県から千葉県にお越しになられたお客様も。

　最終結果として、当日だけで5組のお客様より購入申込書をいただくことに成功！

　売主様も「売れない」と言われショックを受け、「手放せないのではないか」と不安で堪らなかったようですが、7月25日時点で購入希望者が5組ということで「手放せない」という不安から解放され、終始笑顔でした。

　不動産に価値を見出すのは不動産会社ではありません、実際に現地をご見学されたお客様が価値を見出し、購入金額を決められるのです。
　
　だから安心してください！
　不動産会社が売れないというのは、「売る自信がないだけ」で、実際に売れるかどうかはチャレンジしてみないとわかりません。
　私はどんな難あり物件でも売却してきておりますが、初めて物件を見た時に衝撃を受けることも多々あります。
　でも、チャレンジしてみます。
でないと本当に売れるか、売れないかはわかりませんからね。!(^^)!