ブログ

農地を長年所有されてきたお客様が固定資産税の呪縛から 解放された話

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、農地を手放せたお客様の話。
 以前よりご対応させていただいていた静岡県掛川市の土地。
 売主様はその土地を使っていないため売却したい、とのご意向でした。
 そこで測量などに着手。
すると…隣地所有者の方が100m2の農地をご所有させており、その方よりお問い合わせをいただいたのです。
農地処分 リライト横浜
 その内容は、「もう何十年も農地を所有しており、使っていないのにもかかわらず、毎年固定資産税だけ支払い続けています。土地が農地のため、なかなか売却もできず、途方に暮れてしまっていました。お隣さんのほうで私が所有している農地を引き取ってもらえないか?とにかく、無駄な固定資産税を払いたくない。」というものでした。

 そこで私の方で売主様と協議をし、お隣さんの農地を売主様に引き取っていただくことに。
 売主様には金額もほぼ0円に近い価格で購入でき、売却する面積が増えるというメリットが、お隣さんには長年所有せざるを得なかった農地を手放せ、かつ、固定資産税の呪縛から開放されるというメリットがありました。

 最終的に先月下旬に農地の権利の移転と農地転用という農地法第5条の許可を取得し、昨日無事に所有権移転登記を行うことができました!(^^)

 一般的に手放しづらい農地、実はお隣さんに声をかけるという方法も意外と効果があるんです。

 みなさんの協力のもと、売主様、お隣さんともにwin winの関係にすることが出来ました~。(^^)
 
 お隣さんもこれで晴れて、固定資産税の呪縛から解放です!(^^)