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土地問題に関する国民の意識調査からわかること

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、国土交通省が公表している土地問題に関する国民の意識調査について。
内容は、平成29年6月に公表されたものを一部抜粋しています。
 公表結果の中で私の目から気になったことを2つだけあげてます。

1  過去10年間での住み替えの有無
 平成12年度が71%住み替えしていないで平成28年度は75%住み替えしていない。
 意外にも過去16年間あまり変わっていないんですね。

2 今後望ましい住宅形態
 平成7年度が一戸建て90%、マンション4%、どちらでも良い4%が平成28年度は一戸建て70%、マンション9%、どちらでも良いが18%。
 一戸建ての比率がかなり下がっていることからも、「持ち家=一戸建て」と固執してしまうのは危険ですね。
一戸建てでもマンションでも良いという方が増えているというのことは時代の流れなのかもしれません。
 ちなみに一戸建てと答えた方は男性が、マンションと答えた方は女性がそれぞれ比率が高くなっているようです。

 アンケート自体は30項目あり、他にも興味深い内容がたくさんありました。
今後は人口減社会に突入し、国民の不動産についての考えはもっと急速に変わっていくのでしょうね。
 30年後に同様の意識調査を行った場合の調査結果が非常に気になります。