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市街化調整区域の農地の売却成功!

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今日は、市街化調整区域の農地の売買について。
農地法の許可 リライト
 先日、大手不動産会社の方より農地の売買がわからないので代わりに対応してほしい、と言われ当社にて販売した横浜市港北区の市街化調整区域の農地。
 市場に情報公開をし、販売をしましたが、最終的には私のほうで買主様をお探しすることができました。
 ただ、市街化調整区域の農地は「農地法」の規制がかかります。
 何がどうなるのかというと売買するときに売主様に農地法違反がないか、買主様がなぜその農地を必要なのか、農地をどのように使用するのかなどについて農業委員会で細かく審査されます。
 市街化調整区域の農地は「許可制」のため、農業委員会の許可が下りないと売買できません。

 今回の土地については、行政書士の先生、土地家屋調査士の先生とコラボレーションし、売主様、買主様全員でゴール(お引渡し)に向かって動いた結果、無事に農地法の許可を取得し、本日、売主様から買主様へお引渡しを行うことができました。

 ご契約自体は5月4日だったため、そこから農地法の許可申請、許可取得まで約2ヶ月半くらい。
農業委員会の審査、指摘も細かく苦労しました~。汗

 今日のお引渡しの際に司法書士の先生は、「15年間横浜で司法書士をしていますが、農地法の許可証を見たのは2度目です。ほとんど経験がありません。」と。
 買主様も農地法の許可について、お仕事仲間とお話をした際に「農地法の許可って相当大変らしいよ」と言われたそうです。

 そんなこんなでも当社では無事にお引渡しを終えることができ、売主様、買主様ともにWIN WINの関係に。
関係者のみなさま、ありがとうございましたー!(^^)