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再建築不可物件の売却

 みなさん、こんにちは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今日は、再建築不可物件の売却について。
再建築不可物件とは、何らかの事情で建て替えが
できない物件のこと。
 そのため、更地にすると・・・建物が建てられない。
再建築不可だからといって全く価値がないわけでも
ない。

 現代において、多いご相談は「相続にて取得した
再建築不可物件の処分に困っている」というご相談。
 再建築不可物件を空家にして所有しているだけでも
毎年固定資産税や除草費用がかかってしまう。
 まさに負動産。
 そして、空家条例により今後は特定空家に指定されてしまうと
固定資産税が割高になってしまう。

 売却しようとしても、どこに頼んだらいいのかわからない。
果たして本当に売れるのか・・・、といった心配がつきもの。

 実際に当社はそういった再建築不可物件を買取り、加工して
商品に仕上げ、売却します。
 もちろん、他社さんにも同じく買取って、加工して売却をする
ところがあります。
 ただ、意外に多いのが、一般のお客様より安く買いたたいて、
自社で加工はせずに、当社のように加工して商品にするような
会社に転売する会社。
 わかりづらいかもしれませんが、そういった転売業者は何らのリスクも
負わず、再建築不可物件を横流しするだけでマージンを得ようとします。
 最近の傾向として、投資用物件や再建築不可物件に特に多い。
 この見分け方は、その会社が再建築不可を単純に売却したのではなく、
加工できた実績がどれだけあるのか、仮にその会社に売却しても
所有権がその会社に移転した後に、第三者に移転しているかなどでわかる。
 もし、後日、物件の謄本を取得し、謄本上で売主様より第三者、または
その日のうちに第三者名義に所有権移転登記がされている場合は、
やられてしまいました・・・、という感じになってしまいます。

 一般的に転売業者より当社のように加工・商品化して
売却する会社の方が、買取金額が高い傾向にあります。

 つまり、不動産を売却する際のポイントは、いくらで売却するかも
重要ですが、誰に売却するかも重要ってことですね。

 再建築不可物件や難あり物件の売却・処分に
関するご相談やご質問は、リライトまでお気軽に
お問い合わせください。
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