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老朽化マンションの注意点

 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今日は、最近増回傾向の老朽化マンションについて。
ヤフーニュースで目に留まった記事、『「管理組合なし」671棟 老朽化、修繕困難』。

 内容は、老朽化しているマンションが増加しているということや
管理組合すらないマンションがたくさんあること、築30年以上のマンションが今後
10年で倍増することなどが記載されていました。
 さらに管理組合が機能していない「管理不全マンション」もかなりの数存在し、
それらが治安悪化や倒壊や部材落下の恐れがあると地方自治体は心配しています。

 売却しづらい地方土都市ではすでに管理不全が広がっており、国や自治体による
早急な支援策が必要、所有者の管理の大切さを自覚すべき、と記載されていました。

 インターネットをみていると確かにバブルの時期に賑わったスキー場や温泉街などの
俗にいうリゾートマンションは、10万円から販売されている物件もあります。
 時折、そういったマンションでは管理費等について多額の滞納があり、
タダでもいいから引き取ってほしい、というご相談もいただいております。
 このタダでもいいから引き取ってほしいという場合でも管理費等の滞納が
ある場合、その管理費等の滞納については、物件を購入した買主が滞納額を
引き継ぎかわりに納める必要があります。

 そのため、「タダでもいいから」は要注意。
 どんな負債があるのか、しっかり調査をしなければなりません。
今後、リゾートマンションは一層売却しづらくなってしまうことが予想されます。
 いつ手放すかがポイントです。
負債となってしまう負動産は、相続させたくないし、相続したくないですからね。