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またか!?田舎の不動産にまつわる怖い話

 みなさん、こんにちは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、田舎の不動産にまつわる怖い話について。

 昨日から物件調査のため、岩手県北上市に来ている私、調査物件は山間にある15年くらい使われていない老朽化した空き家。

今日は朝8時30分より法務局・市役所等で調査を開始していますが、いきなり躓く…。

それは市役所の資産税課で調査した時に、調査対象地の敷地内に第三者の建物があることが判明…。

正確な場所や広さ、何よりその建物を調べようにも、その建物の所有者からの委任状がないと教えられない、と。

当たり前ですが、その建物の所有者がわからないから調べているため、その所有者から委任状をとるなんてことは出来るわけない…。

当然、土地の所有者からの委任状では教えられない、と…。



未登記建物 トラブル



 そのため、窓口の方に時効で名義変更出来ないか問い合わせ、答えは時効が成立しているならば裁判所等からの証明書がなければ名義変更出来ないとのこと。

こりゃ、大変だ、自分の土地に誰か知らない人の建物があるんですからね…。

そう言えば、この間、長野県でも同じことがあったなぁ。



都心部であれば登記をしていることがほとんどなので、こういうことはありませんが、田舎の場合には建物の登記をせずに、その未登記建物を売買しても必要な届出をせずに前の所有者のままになってしまっていることが散見される。



建物登記、忘れないようにしたいですね。(^^)