ブログ

首都圏8月賃貸、成約6か月連続減!?

 みなさん、おはようございます。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今日は、首都圏の8月の賃貸状況について。
 先日、住宅新報を読んでいて目についた記事、
「首都圏8月賃貸 成約、6か月連続減」。

 内容は、アットホームの調査によると、8月の首都圏における
居住用賃貸物件成約数は14,271件で前年同月比10.8%減となり、
6か月連続のマイナスとなったそうです。
 対前年よりも成約率が1割も落ちているなんて…、ちょっと心配ですよね。
しかも2か月連続全エリアでの減少とのこと、かなり心配ですね。
 ただ、埼玉県のみ他のエリアと異なり、堅調。
 東京23区は、6,557件と前年同月比12.3%減。(6か月連続の減少)
 なお、家賃については、都内の新築マンションは2か月連続上昇傾向で、中古マンションは
2か月連続で下落。
 また、新築アパートの家賃は、物件の供給過多を理由とし、14か月連続の下落。
中古は2か月連続の上昇となりました。
 と、いうことは新築アパートは、当初の家賃設定が高く、成約が少なくなっているんですね。
 おそらく、建築会社の提案家賃がそもそも高かったのでしょう…。

 これからは、首都圏と言えども、人口の変化とともに空家がどんどん増えてきます。
 そのため、今後は入居率がさらに悪化し、家賃で融資の返済をしている方が空家で苦しみ
債務整理物件として多数市況にでてくることが予想されます。

 となると、その地域の需要と供給をしっかり把握することが失敗しない不動産投資になります。
投資用不動産の購入は、注意が必要です。