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建つの?建たないの?市街化調整区域の査定依頼

 みなさん、こんにちは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、市街化調整区域の不動産について。

 先日弁護士の先生より横浜市某所、市街化調整区域にある2か所の不動産の査定依頼をいただきました。

市街化調整区域は市街化を抑制する地域で、原則として建物の新築・増改築が制限されているため、売却が難しい傾向にあります。

そのため、査定も難しい…。

だから、当社に査定依頼が来たのかな?



 そんなこともあり、今日は朝から横浜市役所 建築局 調整区域課にてヒアリング調査を実施。



市街化調整区域 横浜 売却



その結果、1ヶ所は線引き前宅地とのことで誰でも建替えが出来そうでしたが、もう1ヶ所は土地の一部に属人性のある分家住宅があり、残りの一部は、線引き前に農地転用許可済みの土地ということで、建替えが出来るのか、はたまた出来ないのかは、現時点では何とも言えない…。

なお、属人性があるとは、その分家住宅を使用出来る人が建築主の他に一定の要件を備えた配偶者や子どもに制限されており、基本的に第三者が使うことも第三者に貸すことも出来ません。

第三者が分家住宅を使えるようにするためには、用途変更の許可が必要でこれがまた大変、特に横浜市は厳しいから…。汗



さ、月内に市街化調整区域の不動産の査定書を作成せねばっ。(しかも、報酬なしの査定書の作成)

いつも忙しく、時間があまりないのですが、仕事を受けてしまうのが私の悪い癖かもしれません、おかげであまり休みがない…。(^_^;)