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不動産相続、親として残してはいけないもの

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、不動産の相続について。
 不動産の売却含めた処分のご相談は、その多くが「相続した不動産」となっています。
その相続した不動産が「都心」にあれば高い金額で売却できたり、持っているだけで収益を生み出します。
ところが、世の中そういった不動産ばかりではありません…。

 田舎の売れないような不動産を相続してしまった相続人は、売るに売れず、解体するにも何百万円もかかってしまう、なんてことはざらにあります…。
今日の午前中に打ち合わせしたお客様は、横浜市在住で大分県某所の山林を相続された方でした。
お客様からは「市役所に相談しても寄付を受けてもらえなかった」、「子供にはどうしても残したくない」、「何とかして手放す方法はないか」、「地元不動産会社に相談しても道がないから売れないですね、これはゆくゆく相続放棄をするしかないですねと言われてしまった」とのこと…。
そして、途方に暮れたお客様よりご相談いただき、当社でご対応させていただく予定となっています。

何が言いたいかというとこのようなお荷物不動産を親の代で処分せずに、子供に残すということは子どもに精神的な負担と固定資産税等の金銭的な負担を残すことになってします。

不動産 相続問題

そうしないためにも不動産の終活が必須なんですね。
みなさんは、自分に万が一のことが起こったとき、所有している不動産の行く末を考えていますか?