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意外な盲点?売れない物件となる設備の引込み状況

 みなさん、おはようございます。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、設備の引込み状況について。

 たまに世の中には「売れない」と言われてしまう物件がいくつかあります。

それは地理的なのか、売出し価格が高過ぎるのか理由は様々。



 その中の1つをご紹介します。

それは下水道整備区域内において近くに上・下水道の本管がない物件。

 その理由は、下水道整備区域内では建物を新築する時には汚水・雑排水を下水道に接続しなければならず、それが出来なければ建物の新築が出来ない。



設備本管 工事高い



もし、前面道路に上・下水道の本管がなければ…引込むしかありません。

ただ、この本管を引込む延伸工事がべらぼうに高い…。



 昨日物件調査をした千葉県習志野市では水道管の本管延伸工事を市がやっており、費用は施工者負担とのことでした。

ただ、道路の掘削・復旧等も含めた工事費用は1mで約20万円くらいとのこと。

ちなみに調査物件は、本管を延伸する場合の工事費用はざっと約400万円くらい。∑(゚Д゚)

た、高すぎる…、まさに不動産の意外な盲点…。





 こういったことからも建物建築目的で土地を購入する時には予め上・下水道管、ガス管の引込み工事がいくらくらいかかるのか、見積もりをとっておきたいものですね。(^^)

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