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自宅買替え時の心配ごと

 みなさん、おはようございます。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、自宅買替え時の心配ごとについて。

 自宅が手狭になったり、子どもが一人暮らしをし始めて使わない部屋がでてきたり、転勤が決まった等様々な理由で自宅の買替えを検討することがあります。

 当たり前ですが、自宅の買替えは今の自宅を売却することと新しい自宅を購入するという2つの不動産取引きをしなければなりません。



 そこで出てくる心配ごとの代表的なことは、「自宅が売れたはいいが、良い買替え先があるか」(良い買替え先がなければ、最悪一度賃貸に仮住まいをし、買替え物件購入後、もう一度引越ししなければならない)ということと「気に入った買替え先物件の購入の契約は出来たが、その資金支払いまでに今まで住んでいた自宅が売れるのか」(万が一、買替え先物件の支払い時期までに自宅の売却が出来ず、支払い不能となってしまった場合は、買替え先物件の売主に多額の違約金を支払わなければならない可能性があります)ということ。



買替え 不安



 私も過去に2度ほど自宅の買替えをしていますが、どちらも気になったことは「自宅がいつ、いくらで売却出来るのか」でした。



 そう言ったリスクを契約書の特約条項にて払拭するという方法があります。

それが売却先行の時は買替え先物件の契約書に、購入先行の時は自宅売却の契約書に「買替え特約」という条項(細かな条文の記載内容はどこかのタイミングでお知らせします)を追加することです。

 もし、売却先行の場合には予め買替え先候補を特定しておく必要があります。



 ちなみに買替え特約はざっくりと説明すると「自宅が期限内に売却出来なければ、買替え先物件購入の契約はペナルティなしの白紙解約とする」、「期限内に買替え先物件購入の契約が締結出来ない時は自宅売却の契約は白書解除とする」というもの。

特約なので当然相手方の同意を得なければなりません。



リスクを減らしてより良いお住み替えが実現することを祈念してます。(^^)