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土砂降りの時に思う不動産所有リスク

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、土砂降りの時に思う不動産所有リスクについて。
 昨日は、仕事で終日山梨県に行っていました。
 最初は、富士川町というところに行き、その後そのまま忍野村に向かったのですが、昨日は私の自宅のある横浜もバケツをひっくり返したような大雨で、山梨県につくとさらにそれ以上の土砂降り…。
富士川町は市街地であ~豪雨だな~と思ったくらいでしたが…、Googleのナビが案内する忍野村への道路は…凄かった…。

 豪雨により凄い水量で汚れた濁流の川の脇の山間の道路は、2台すれ違うこともできないところもあり、かつ、すぐ隣は20m以上の擁壁ではない、山というより「崖」がそびえ立っていました。
晴れている日であれば、何ともない道路。
ただ、昨日のバケツをひっくり返し続けたような豪雨だと恐怖感を憶えました…。

土砂崩れ 山

 崖からは小石がパラパラ落ちてきており、崖のひび割れから大量の水しぶき、今にも土砂崩れが起きそうな不安がありました。
道の選択を間違えた、と思った時には時すでに遅し。
早く安全な道路に辿り着きたい、そう思える状況でした。
それでもこの山、崖も所有者がいると思うとその所有者は崖崩れを起こしたら、どうするのだろうか…。
平らな土地ならまだしも、傾斜地を所有するということはやはりリスクがある、そう考えてしまった雨の日でした。

 不動産は安ければよいというものではありません。
安ければ安いなりの理由があるのです。