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売れないエリアが増加している理由

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、売れないエリアについて。
 日常の業務の中で買取り案件の査定や仲介案件の査定をしています。
その中で感じることは、郊外のエリアでは建売りが減っていること。
 理由は、地価が下がり売れないから…。
売れないエリア
つまり、売れないエリアが売れるエリアを侵食している。
 神奈川県や埼玉県、千葉県の郊外では、土地100m2以上、建物85m2以上の建売りが1,480万円前後で売りだされているところもあり、1,480万円の建売りでも売れず、そもそも建売りがないエリアもでてきている。
冷静に考えて1,480万円の建売りは、普通に工務店で建物を建築と1,500万円~1,700万円・ハウスメーカーで2,000~2,300万円前後と考えると…土地の価値は0円、つまり土地・戸建を売却する際に苦戦するエリアです。

 少子高齢化が進み、郊外の住宅地では空き地、空き家が増え、地域、街の元気がなく、疲弊する一方。
このままではあと20年後には売れないエリアばかりとなってしまい、大変なことになっているに違いありません。
売れないエリアの負動産は日々増え続けているのです。(涙)

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