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最近の買取り査定依頼の動向

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、最近の買取り査定依頼の動向について。
と、言っても当社に買取り査定依頼が来るのはちょっと変わった難あり物件が8割くらい。
問題のないまともな物件は2割くらい。
今日も難あり物件の買取り査定依頼がありました。

弁護士の先生が管財人をしている法人の破産物件、ちなみに場所は長野県の別荘地と埼玉県の郊外の土地。
他に横浜市内の自殺物件と再建築不可物件、神奈川県平塚市の孤独死があったマンション1室、しかも管理費が毎月4万円などなど。

 最近思うことは、売主様の希望金額が高過ぎて買うに買えないこと。
これは買取り案件でなくでも、一般市場においても同様です。
 コロナウィルスの蔓延で相場が下がっているにもかかわらず、売主様の目線はコロナウィルス蔓延前と何ら変わっていない…。
これでは、売主様の売却希望額と購入希望者の購入希望額の差が開くばかり。
成約になりません。
 購入希望者の購入希望額は、今後さらに下がることが予想されるため、早めに売却をしたいとお考えの売主様はある程度早い段階で売却金額を減額していかないとゆくゆくは「あの時、売っておけば良かった」となってしまいます。

ただ、そのさじ加減が難しい。

 不動産市場が早くコロナウィルス蔓延前の水準に戻ることを祈念します。