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隣からでてきている枝を切る難しさを実感

 みなさん、こんばんは。



株式会社リライト 代表の田中です。







 今回は、隣からでている枝を切る難しさについて。



最近、空き地や空き家が増えているということは、みなさんもご存知だと思いますが、実はその空き地や空き家の中に数多くの所有者不明物件が含まれているのは、あまり知られていません。







 実際にあった話ですが、当社が所有している茨城県美浦村の土地は北側に雑木林があり、西側に空き地があります。



枝の越境 所有者不明土地



 その北側、西側から大きな木の枝が、当社所有地に上空で越境しています。



 北側の雑木林の所有者の方には登記情報に記載のご住所地に「越境している枝を切って欲しい」旨のお手紙をしたところ、無事に木の枝の越境が解消されました。



 西側の方は、登記情報に記載の住所地にお手紙を出しても「宛どころなし」で戻ってきてしまいました…。



 そのため、美浦村役場に連絡をし、「役場から西側隣地の方に連絡して欲しい」旨を伝えました。



…が、役場でもすでにその西側の土地をマークはしているものの、役場でも連絡先がわからない、と…。涙







 大きく越境してきている西側隣地の木の枝、どうすべきか。



木の枝のために、訴訟なんてお金がもったいなくて出来ません。



これって、実は日本中で起こっていることなんです。



困っている方はたくさんいる。



行政として、法整備をしていかなければ大変なことになってしまう。







 こうならないためには、地域ぐるみで街をよくしていくという意識のもと、お隣さんやご近所さんと万が一に備え、連絡先を交換しておくことが大切なんですね。