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中古マンションの成約件数が6ヵ月ぶりに減少

 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今日は、3月時点の中古マンションの成約件数について。
首都圏6ヵ月ぶりに減少
調査したのは、東日本不動産流通機構(通称「東日本レインズ」)。
 その東日本レインズがまとめた3月の首都圏の中古マンションの
流通動向では、「首都圏の中古マンションの成約件数は前年同月比は、
マイナス3.7%となり、6ヵ月ぶりに減少した」とありました。
 
 マンションでは、東京都は前年同月比2.0%減、神奈川県は
前同月比4.0%減、埼玉県は前年同月比1.2%増、千葉県は
前年同月比13.3%減。
 埼玉県の増加も驚きますが、千葉県の前年比13.3%減少は
さすがにもう何も言えない状況です。

 ただ、戸建では、東京都は前年同月比4.3%増、神奈川県は
前年同月比5.7%増、埼玉県は前年同月比24.6%増、千葉県は
前年同月比10.6%増。
 埼玉県の前年比24.6%増って・・・、凄すぎます。

 前述のマンションと戸建の動向からもマンション購入者層が
手の届く戸建が増えてきたということで戸建にシフトしたと考えられます。

 これからは築年数の経過したマンション、エレベーターがないマンションの
上層階、管理費・修繕積立金が高いマンション、バス便のマンションは更に
売却することが困難な市況になりそうです。

 今後の不動産市場は、ますます二極化が進んでいきそうです。