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貸家トラブルの残念なあるある

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、貸家トラブルのあるあるについて。
 先日、当社のユーザー様よりご親戚の方が映画撮影用の貸家を探しているというお話をいただきました。
そのユーザー様のご親戚の方は、大学生の方でアメリカでネット配信される映画監督の白羽の矢が立った方でした。
 その方より「少ない予算で古き良き日本での外国人の生活を撮影したい」というお話をお聞きしたので、何とか協力したいと思い、当社が所有している再建築不可物件を撮影現場としてゴールデンウイーク中、無償でお貸ししました。
 当社が無償でもいいからと貸した条件は1つ。
 騒音を含め、近隣住民の方に迷惑をかけないようにしてください、と。

…が、ゴールデンウイーク明けの今日。
賃貸住宅 クレーム
朝一番で近隣住民の方より「休み中の騒音がひどかった」とクレームをいただきました。
 そのため、すぐに現場に行き、借りていただいている方に「騒音で近隣住民の方が迷惑を受けているので今すぐやめてください。私道に車を停めないでください」とお伝えしました。
そして、そのまま近隣住民の方に謝罪。
10件以上訪問しました…。
 
 もともと近隣住民の方に迷惑をおかけしないように、とくれぐれも注意したのに。
学生さんが映画監督をされるということを少しでも応援するために無償で貸して差し上げたのに…。
ただただ、残念でなりません。
私が信じてしまったばかりに、最終的にご近所の方にご迷惑をおかけしてしまいました。
 今回の案件については、借主様がご近所の皆様にご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫びするとともに、当社としては、もし、当初から「騒音がする」ということであれば、「今回の借主様には貸していない!」と思っている次第です。
 
 賃貸物件の騒音トラブルってどこでもありますが、多いのは借主様のモラル。
自分がされて嫌なことは、絶対にやってはいけません!
 みなさんも不動産を貸すときには誰に貸すか、どのようにその方がご使用されるかはくれぐれもご確認ください。

今回の件、私としても想定外の件で衝撃を受けました。
繰り返しになりますが、ご迷惑をおかけしてしまった周辺住民のみなさま、本当に申し訳ございませんでした。m(__)m