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私道の困ったあるある

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、私道について。
 当社にて購入したとある別荘。
その別荘は、公道に接してはいるものの、宅地部分が公道からかなり高い位置にあります。
私道トラブル リライト横浜
 前の所有者の方は、公道から出入りするのではなく、裏側にある第三者が所有している私道を利用していました。
 ちなみに裏側の私道を利用すると車を建物の横に駐車できます。
 私道所有者は、3人いるのですが、前所有者の方はお金を払って、そのうち2人より通行の承諾をいただいていました。
 ただ私道所有者のうち1人には、何の連絡もしていなかったそうです。
 そのため、私がその私道所有者にご連絡。
 すると…基本的には通らないでほしい、と。
 もしくは、私道所有者の山を測量・分筆すれば売却します、と…。
 いやいや、測量費用だけで数十万円はかかってしまいます。汗

 その資金を使うのであれば、公道側に入口を作ったほうが経済的かも。
 今後どうするかは、検討中。

 このように、私道は私道所有者に「新しい所有者になりました」と言うと「通っちゃダメ」と言われてしまうことが多々あります…。

 つい先日は、石川県でも私道所有者に「新しい方は通らないで」と。
私道通行 リライト横浜
 今までは良かったのに、これからはダメ。
 入口がそこしかなくても、私道所有者はお構いなしのことが多い…。

 前面道路が私道で持分を持っていない場合は、特に注意が必要。

私道の困ったあるある話でした。泣