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ちょっと気になる、古家を解体した結果、増額した固定資産税の金額は・・・

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、土地の固定資産税について。
みなさんのお手元にもそろそろ平成30年度の固定資産税の納税通知書が届いている頃だと思います。
 この固定資産税のうち土地の部分は、建物があることで住宅用の軽減措置を受けて、一定割合が安くなります。
逆に言うと建物を解体してしまうと固定資産税が高くなります。
 よく言われるのは固定資産税が6倍にあがる、なんてことを巷で耳にしますよね。
 そのため、空家の多くは長年使用していなくても、今後使用の予定がなくても、固定資産税の軽減措置を受けるために建物を解体せずに、維持されているのです。
 それも、空家特別措置法により特定空家と認定された場合は、固定資産税の住宅用軽減措置が使えなくなるなんて話は最近の話ですね。

 少し話がそれましたが、では、実際、古家付土地の古家を解体すると固定資産税がいくら増額するかご存知ですか?
当社所有物件でちょうどそういった物件があったため、検証してみました。
更地 固定資産税 リライト横浜
 古家があった状態の昨年の固定資産税は45,900円でしたが、更地の状態で課税された今年の固定資産税は…159,200円でした!!!Σ(゚Д゚)
 その差額は、113,300円!?

…やはり、古家を解体し、更地にするとかなりあがってしまうんですね、固定資産税が。

 なお、固定資産税が更地かどうかなど判断される時期は、1月1日の時点となります。
そのため、建物を解体する時期を年末にするのではなく、年明けにすれば、高額な固定資産税を支払わなくてもいい、なんてこともあるかもしれません。

奥が深い、固定資産税…。
 

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