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売れない物件を購入した隣地が所有権と一緒に得た◯◯!

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、「売れない物件を購入した隣地が所有権と一緒に得たもの」について。
先ほど、お引渡しをしてきた静岡県焼津市石津にある土地。
 もともと地元不動産会社が長期間販売をしていましたが売れず…、売主様より私にお声がかかりました。
その物件がこちら。
焼津市石津 売却 リライト
 ご覧の通り、大きな古家が建っていました。
建物を解体するのにも150万円以上…。
 海にも近く、東北の震災以降、津波を恐れて周辺では空家が目立つようになりました。
 当初は、戸建として販売を試みましたが、前居住者が猫を20匹以上も飼育されていたため、動物臭がとれず、戸建としての売却を断念。
 古家付土地として販売を開始しました。
 なかなか具体的なお問い合わせはいただけなかったものの、販売・ご紹介方法を工夫した結果、お隣さんにご購入いただけることに。
 条件は、売主様の費用負担で古家を解体し、更地でのお引渡し、というもの。
 
 そして、先日、古家の解体工事が完了しました。
それがこちら。
石津土地 買取 リライト横浜
 すっきりとしました。
先ほどお引渡しをしてきたこちらの物件。
 お隣さんである買主様とお話をしたところ、今回の古家がなくなって景観上も良くなり、かつ、通風も良好に。
さらに眩しいくらいに日が入るようになった、と。

 今回の買主様は、ご自宅に駐車場がなかったことからも、物件を購入することで複数台停められる駐車場となり、もともとのご自宅も角地にすることができました。
 買主様が土地の所有権と一緒に得たもの、それは直射日光でした。

 そういった意味でも「隣の土地は借金してでも買え」というのは満更ではないのかもしれませんね。