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要チェック!この地域の不動産は価値の下落に注意が必要です!

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、不動産の価値が下落する要因について。
 不動産の価値とは、人が多ければ、多いほど、需要が増え、価値があがります。(地価があがります)
一方、人が減り、過疎化している地域の不動産は…価値の減少が続きます。
 日本では、人口の増加はあまり見込めないため、人の移動により土地の価値が増減します。

 そのため、不動産は人が増えているところに所有し、それ以外は賃貸の方がいい、かもしれません。
※一概に言えませんが
 そして、つい先日、総務省より「住民基本台帳人口移動報告」が公表されました。
住民基本台帳人口移動報告
 その内容を簡単にまとめると人口が増加している地域は、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、福岡県、愛知県、大阪府の7都道府県。
 逆に人口が減っている地域は、福島県、北海道、新潟県など40道府県…。
40も人口が減っている道府県があるんですね、ちょっとびっくりです。
 なお、東京は22年連続の転入超過だそうです、さすがですね。
一方、名古屋圏、大阪圏は5年連続の転出超過とのこと、ちょっと意外です。

 もっと住民基本台帳人口移動報告を詳しく見てみたいという方は、こちら。
 
 前述の通り、人が減っている地域は、土地の価値も下落する可能性が高い、と言っても、40道府県で人が減っているのであれば、土地の価値を現状維持できるところは、少ないということですね。

 もし、人口が大幅に減っている地域で不動産を所有している、という方は、さらに人口が減少し、土地の需要が減ってしまう前に、「少しでも早く」不動産を売却することが不動産を手放す最善の方法となります。
 今だから「売れる」不動産、20年後も「売れる」とは限りません。

 不動産を手放すことは気持ち的にもつらいことですが、勇気を出して一歩踏み出してみることが、相続で子どもたちにどうしようもない不動産を相続させなくてすむ方法となるのです。
 田舎の不動産の処分は、悩んでいても解決しません。
まずは一歩を踏み出してみましょう!