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よくある境界についての恐い話

 みなさん、おはようございます。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、不動産の境界トラブルについて。
 先日、当社に買取りのご相談をいただいた物件、それは横浜市保土ケ谷区の住宅街にある100坪くらいの土地でした。

 地域的にみても、土地の広さからみても当社のような不動産会社が購入し、2つに分割し、販売する土地に向いてました。
…が、それが出来ない。
 1つの土地を分割するためには、道路を含めた全ての境界を決めなければいけません。
 今回の土地については、売主様が測量をしたところ、隣の方が境界を認める認めないの前に境界立会いにも応じてくれなかったため、つまりは境界確定ができず、分割が出来ない土地になってしまいました。
 土地の一部分につき、どこまでが境界かもわからず、さらに境界標もない、将来、境界トラブルが再燃する可能性がある土地ということです。
 結構あるんです、こういった境界トラブルを抱えた土地は。
 恐いですね。
 これでは、一般エンドユーザーの方は怖くて何千万円という高額な金額では買えませんよね?
 だから、売りづらく、当社のようなトラブルを抱えた不動産をそのまま買い取れる会社に声がかかりました。

 もちろん、当社としては事業収支があえば、境界が曖昧なままでも購入します。

 世の中にはたくさんあります、さまざまトラブルを抱えた物件が。