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長年放置していた田舎の土地に出現した困ったもの

 みなさん、こんにちは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、先日お打ち合わせさせていただいたお客様の案件について。
その案件は、お客様が相続にて取得された土地でした。
 お客様は横浜市内にお住いの方で、物件は千葉県の土地でした。
 先代の方からの所有期間は何十年にもなり、その間お客様は、その土地を特に使用することもなく、ず~っと放置されてきました。
 そんなある日、警察から連絡があったそうです。
廃車・ゴミ 不動産
 理由は、その空地に誰のかわからない車両が放置されていたり、ゴミが不法投棄されていたことからでした。
そして、そのとき、お客様が警察の方より受け取った写真を見せていただき、愕然としました。
 それは、その土地に浮浪者が勝手に掘立小屋をつくり、生活されていたからです。

 浮浪者がいる土地は当然、売るに売れません。
 また、大量のゴミが投棄されている土地もなかなか売れません。
 そう考えると、当たり前のことですが、不動産を所有するということは目の届く範囲のところでないと今回のお客様のように自分の土地に誰かが勝手にものを置いていったり、捨てて行ったりしてしまいます。

 そして、万が一、そこから不審火などがでてしまうと所有者に管理責任があるため、損害賠償を請求される、なんてこともあるかもしれません。

 不動産を持つこと=適切な管理が必要、と言えますね。