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どうしようもない不動産を手放すためにやった方がいいこと

 みなさん、こんばんは。
再建築不可物件コンサルタントの田中です。

 今回は、どうしようもない不動産を手放すためにやった方がいいこと。
不動産手放す方法 リライト
私が担当させていただいている物件、調査をしたところ、建築基準法上の道路に接道していないため、建物の建築ができないと判明。Σ(゚Д゚)
 古家はあるのに…。
 こういったことって、意外とあります。
 条例が変わったり、権利形態が変わったり、いろいろな理由で建替えができなくなったりします。
 今回の物件については、建替えできない状態でもなんとか売却できるようにいろいろ考え、アクションを起こしていました。
 ただ、道路に問題があり、売却が難航。
 もうすぐ2年に…。
 そんな中、数日前にお客様からのお問い合わせ。
売却開始時に訪問したお隣さんからでした。
 お電話の内容は「隣、売れてないんでしょ?このまま荒れたままだと害獣が発生し、うちも困るから、うちの方で購入できないか、売主様に話してくださいますか」と。
 そして、諸条件を調整・協議をし、売主様もお隣さんも合意し、後日ご契約いただけることに。

 このように建物の建替えができない不動産やどうしようもない不動産、それでもお隣さんはご購入していただけることもあります。
 昔は「隣の土地は借金してでも買え」とよく言われていました。
 借金して買うというのはどうかと思いますが、無理のないなかで購入するというのは選択肢としてありだと思います。
 実際に難あり物件をお隣さんが購入するということは多々あることです。

 そう考えると手放すのが大変な不動産、まずはお隣さんに声をかけてみる、これが手放すためにやった方がいいことですね。
 あとは、アクションを起こしてみるかどうか。
ぜひ、チャレンジしてみてください。