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17年の不動産・住宅市場の見通し

 みなさん、おはようございます。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今日は、今年 2017年の不動産・住宅市場の見通しについて。
2017 不動産市況 リライト
 私が購読している住宅新報の紙面に「弱まる回復期待」という
タイトルのものがありました。
 気になって読んでみると住宅新報社が55の住宅・不動産会社に実施した
「新年景況アンケート」を総括した内容でした。
 その内容(アンケート結果)は、不動産・住宅市場については、
「販売価格の高騰」による影響が続き、市況は好転しないとの考えでした。
 「賃金上昇率に対して価格が高騰し、消費者がついていけない」、「景気は
多少上向くが、引き続き建築工事費が高めで推移することが予想される」などと
いった意見がでたそうです。
 市場全体的な景況感についても「好転する」と答えた割合が前年に比べて
大幅に減少しました。
 一方、「厳しくなる」と答えた割合は前年に比べて増加しました。

 と、言うことは・・・売主様は早めに売却した方がよく、買主様は
じっくりと物件を吟味し、購入したほうがいい、という状態になってくるということですね。
 人気エリアならまだしも、売却不動産が道路関係や何らかの問題を抱えている
場合は、なおさら処分の時期が早い方がいいかもしれませんね。

 住宅着工数について、今年は90~95万戸のレンジが最も多い回答割合。
新築マンションは昨年が供給戸数が少なかったため、今年はやや増加するのでは
ないか、という見解です。
 空家が増加しているというのに、無計画に新築を進めて本当にいいのでしょうか…?

 不動産投資市場も「活発化」と答えた割合が前年と比べ大幅に減少しました。
リフォーム・増改築市場は、依然として堅調で「活発化」と回答した割合が
前年と同じくらいの割合でした。
 業界全体でストックの活用に方向転換しているのが伺えますね。

 2017年、不動産・住宅市況は若干苦戦が強いられそうです。
不動産の有効活用、もっと進めていかなければなりません!
 

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