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新耐震でも油断は禁物

 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今日は、耐震について。
 東北の震災以降、耐震について話題にのぼる
機会が増えました。
 この耐震には、旧耐震と新耐震があります。
 何が基準となるかというと建物を建てる時に取得する
建築確認が昭和56年6月1日以降かどうかで旧耐震と新耐震が
区別されます。
 もちろん、新耐震は、旧耐震より耐震性に優れて設計されて
います。
 旧耐震だから悪いと言うわけでもなく、中には旧耐震でも
現在の耐震基準に適合するものもあります。
 ただ、一般的には、旧耐震の建物の7割以上が現在の耐震基準に
満たないと言われています…。
 耐震基準に適合しないと震災の時に必ず倒壊するのではなく、
倒壊する危険があるということです。

 では、新耐震の建物は全て現在の耐震基準に適合するか、
答えはノー。
 平成築の戸建でさえ、耐震基準に適合していませんでした…。
 新耐震でも油断は禁物ですね。
そのため、これから耐震補強工事を行います。
 そして、現在の耐震基準に適合できれば、登録免許税、
不動産取得税、固定資産税、火災保険の軽減が受けられます。
 また、一定要件のもと、住宅ローン控除も利用できる。(^^)
 
 ただ、売買時に上記特例を利用するためには、
原則として、物件の引渡しまでに耐震基準適合証明書の
取得が必要。

 みんなで進めていきましょう、ストックの
有効活用を。(^^)

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