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空き家に見られるゴミ屋敷化の兆候

 みなさん、こんにちは。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、空き家に見られるゴミ屋敷化の兆候について。



ゴミ屋敷 トラブル



 私は日々様々な土地、戸建、マンション等を見ていますが、最近増えているのか、たまたま私が担当する案件に多いのか、ゴミ屋敷化している現場が増加傾向…。

何故だろう…。



 やはりそういった現場の特徴としては、以前お住まいになられていた方が独居老人の方が多く、さらにはその独居老人に少しボケが来ていた可能性が高いことです。

ボケについては歳を取れば誰にでも起こりうることなので仕方ありませんが、そういった時に必要なことはまわりのサポート。

ボケている方は、ゴミの捨て方やそもそも捨てること自体を忘れてしまいます…。

そのため、郵便受けが溢れていたり、衣類やゴミが散乱してます。



 さらにゴミ屋敷化した空き家の売却は、相続を原因とすることが多く、不動産会社としては売主様には相続云々は抜きにして、しっかりゴミや残置物を片付けいただいてから売却活動を開始して欲しいと思っています。

お亡くなりになられた方の残置物もそのままでいくらで「いくらで売れるんですか?」って、お亡くなりになられた方に対して、どうなんだろうと思ってしまったりもします。

もちろん、残置物をそのまま残した状態での売却も可能ですが、ポイントは売主様のお気持ちなんでしょうね。