ブログ

不動産売買 1円物件でも高い時

 みなさん、おはようございます。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は安い、例えば1円物件でも高い時について。

いきなり何を言っているんだ、と思われる方もいるかもしれませんが、実は1円物件などでも高額になることがあります。

何が高額になるのかというと諸費用を合わせたトータルコストがです。

え、なんで1円物件でトータルコストが高いの?って考えてしまいますよね。

それは不動産には実際に売買する金額以外で行政が不動産ごとに決めている固定資産税評価額というものがあり、この固定資産税評価額が実際の売買代金と大きく異なる場合があり、それにより不動産取得税や登録免許税が高額になってしまう。

例えば、1円物件の売買で不動産取得税、登録免許税ともに各60万円なんてこともあります。

他にも固定資産税が以上に高いケースや別荘地の場合には、名義変更料が50万円以上することだってある。



不動産購入 諸費用



 まとめると1円物件だからと言ってすぐに飛びつくのではなく、一度冷静になり、購入時のトータルコストがいくらなのか、購入後のランニングコストがいくらなのかもしっかりと調べたうえで検討するようにしてください。

ちなみに東京都府中市の老朽化した再建築不可物件(空き家)は、不動産取得税・登録免許税ともに各70万円でした…。

静岡市葵区の市街化調整区域の農地の固定資産税は9万円弱でした…。

私たちが不動産を所有するということは、税金を支払うためのようなものなんですね。

話はそれますが、税金を納めることは仕方がありませんが、せめとしっかりと使って欲しいものですね。

さぁ、もうすぐ衆議院選挙の投票日です。

みんなで投票に行きましょう!(^^)

ブログ記事検索

ブログテーマ

お知らせ
(230)
ブログ
(888)