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送電線の下にある土地は売れないの?

 みなさん、おはようございます。

再建築不可物件コンサルタントの田中です。



 今回は、送電線の下にある土地の売却についてです。

私の元には様々な種類の不動産の売却依頼があり、送電線の下にある土地もその1つです。



送電線の下の土地 売却



 送電線は電力会社等が所有していることが多く、何万ボルトという高圧の電流が流れており、地上から送電線までの高さはそれぞれ異なります。

また送電線の地上からな高さによっては、地役権等の権利が設定されたり、送電線下何mは建築物の建築不可となっております。(送電線下のため、何かしらの規制を受ける場合は、送電線所有者から線下補償料が支払われていることもあります)

そのため、送電線が低い高さにある場合には建物の建築が出来ない土地という場合もあります。



 そもそも送電線下の土地は売れるの?と気になる方も多いかもしれませんが、基本的に売れないということはありません。

ただ、電磁波の影響を気にされる方がいるということも事実のため、他の送電線の下ではない土地と比較すると売却価格が低くなってしまう傾向にあることは否めません。

もし、送電線が低い高さにあり建物の建築が出来ない土地の場合でも、資材置き場や駐車場等といった活用方法で利用が可能のため、売れないということはありません。



 送電線下の土地の売却、まずは送電線の所有者と何かしらの契約が締結されているのか、建築制限があるのか、それらの確認からのスタートが売却に向けた第一歩となります。(^^)

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