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仲介事例那須にある遊休不動産を手放したい!(栃木県那須塩原市)

ご相談者:Y.S 様(ユーザー様)
山梨県笛吹市

 那須に昔購入した土地があります。
 将来、住むつもりで買いましたが、今後住む予定もなく、
毎年維持費だけが支払っています。
 何とか手放したいのですが、手伝っていただけないでしょうか? 

状況

那須にある遊休不動産を手放したい!(栃木県那須塩原市) 状況
【所在】栃木県那須塩原市上塩原
・物件の詳細調査が必要
 ※別荘地特有の管理費があるかどうか等
・東北の震災以降、需要が少なく、
 ほとんど物件が流通していない
・長年放置されていたため、樹木が育ち
 伐採に相当な金額がかかってしまう

解決策

1. 物件調査

 ご相談いただいたのち、すぐに那須塩原市役所にて建物建築の際に
どういった制限がかかるのか等について物件調査を行いました。
 次に現場で境界標があるかどうか、前面道路の幅員を測り、
現地管理事務所にて別荘地の管理人さんと別荘地内の協定についてヒアリング。
 都内にも別荘地内の管理組合があったため、訪問し詳細を調査しました。

 周辺の住民の方に周辺の不動産の流通等についてヒアリングしてみると
「売却したい人はたくさんいるが、売却を手伝ってくれる不動産会社が
いない(仲介手数料が少なく)」と。

2. 販売からご契約

 当初は、売主様のご希望金額より販売を開始しましたが、思うように
お問い合わせ・アクセス数が伸びてこなかったため、徐々に価格変更(減額)を
しました。

 他社さんからのお問い合わせがない中、当社のホームページをご覧いただいた
お客様よりお問い合わせがあり、そちらのお客様にお求めいただくことが
できました。

 当初お客様からは「見なくても買います」と。
 私はお客様に「急ぎませんので、まずは現地をご確認ください。
ご確認いただきよろしければご購入ください。」と。

担当者からの一言

 今回の案件では、別荘地内の土地(温泉がでる土地でも)の需要の少なさを
実感することができました。
 販売期間は1年以上となりましたが、根気よく「お客様のために」という
想いが結果につながったんだと思います。

 ご契約は山梨県にお住いの売主様のご自宅で行いました。
 買主様は新潟県よりお車でお越しになり、私は横浜から車でお伺いしました。
 ご契約締結後、買主様から売主様に「大切に使わせていただきます」と。
ずっしり心にくる、いい言葉です。
 不動産がつなげた「想い」のつながり。

 売れない物件は、ありません!
相場はつくるもの!だからつくります、相場を!
 
 今回は、お客様より頂戴した仲介手数料以上に交通費がかかってしまい
ましたが、不動産売買にかかわる「ご縁」はお金では買えません。

 とても良い「ご縁」をいただきました。

 また1つ、相場がないところに相場をつくることに成功!
 
 関係者のみなさん、本当にありがとうございました!

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